気ままに、思いつくままに。

視聴したアニメの感想を気ままに書き綴ってるアニメブログでしたが、最近は鉄道や夕焼けの話題ばかりです。

日曜日 撮影紀行1985年春の高崎機関区

今日は予報通りほぼ1日雨でしたねぇ。

黄砂で色々汚いので、一気に洗い流してくれそうです。


そんな天気の話しはそこそこに昨日の続きです。

昨日は上野駅で寄り道し過ぎたので、早速高崎機関区に向かいましょう。

 


まずは1985年の春休み期間中に開催された国鉄高崎機関区の一般公開についてざっくりと説明しましょうか。

1985年4月に高崎第二機関区は創立40周年を迎え、それを記念すると共に85年3月ダイヤ改正で高崎第二機関区から引退するEF15の送別を兼ねた機関車展示会が開催されて、主役であるEF15を筆頭にEF55、EF60、EF62、EF63、EF64EF65EF66のトップナンバーを集めた壮大なイベントでした。

 

……などと知ったかぶって書いてますが、これは手元にある鉄道誌に書いてあったのを最近見つけて、当時はそんなイベントだとは知らなかった事をここに白状します(笑)

 


ではイベント会場に行きましょうか。

 


今日もプリントとネガスキャンの混合である事と、撮影順では無い事も合わせご承知おき下さいませ。

 



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EF59です。
EF59は「セノハチ」と呼ばれた山陽本線の瀬野~八本松間の後部補機用として旧型電気機関車のEF53から改造されたって事ぐらいしか知りませんけど、旧型電機独特な武骨なスタイルには当時から萌えました。

 



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機関車展示会の定番EF58 61です。
実はここに来た最大の理由がこの61号機と廃車予定で大宮工場に入場するも、運転台窓が小窓でツララ切り装備だった事から、急遽廃車が取り消されて全般検査を受け、茶色塗装を施されて奇跡の復活を遂げたパックことEF58 89号機との(Wikipediaより)
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並びがあるとの情報を得たからなんですけど……
その89号機は何処にもいませんでした(笑)

 

でも、そこは高崎機関区さん、前後共に定番のお召し装備の他にヘッドマークを色々と付け替えてくれました。

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f:id:okinawa-rail:20210404235037j:image同じアングルの別コマですけど、後ろには見切れるようにEF64がいました。


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何も付けてない姿が撮ってありました。

どうやら付け替え途中で撮影タイムを設けてくれたようです。
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f:id:okinawa-rail:20210404235421j:image上は付け替えを終えて引き上げる作業員の方々を入れてみました。


高崎機関区さん、グッジョブ!

 

 



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特急牽引機として登場するもEF65-500番台の登場で僅か2年たらずで特急牽引機の任を退いた非運の特急牽引機EF60-500番台です。

その500番台は特急牽引の任を下ろされた後は東海道山陽本線を経て高崎地区で細々と一般塗装で貨物を牽引してました。

トップナンバー501号機はこのイベントに合わせて特急塗装に戻されたのですが、写真では分かりにくいですけど、ウエザリングでもしたの?ってくらい汚れてました。


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501号機の後ろにいた一般塗装のEF60ですけど、こちらの方が501号機より綺麗でした(笑)

余談ですけど、EF60の後ろにはEF62の1号機がいるのですが、EF62は東海道本線の荷物列車牽引機でもあったので、名古屋でいくらでも撮れるからと撮ってません。

 

フィルム時代のあるあるですねぇ(笑)

 


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EF60-500番台に変わって特急牽引機に就いたEF65-500番台、通称EF65Pです。

世代によって別れますが、子供の頃に見てた鉄道図鑑の表紙写真がこのEF65-500番台なので、私的にはブルトレ牽引機イコールEF65Pですね。


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EF66です。
そのスタイルの良さからブルトレを牽引して欲しい。そんな鉄道ファンの長年の夢が叶い85年3月ダイヤ改正から東海道山陽本線ブルトレ牽引の任に就きました。

因みに「さちかぜ」は「さくら」の前身に当たる列車です。

余談ですけど、EF66 1号機は吹田機関区所属なので、ブルトレは牽引してません。


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EF66半身サイドビューです。
全体を撮れば良いのに半身にしたのが謎です(笑)
因みに隣には見切れるようにEF65がいますけど、別のコマを見るとEF66EF65-500、EF64-1000、EF63が横1列で並んでるのが分かりました。

何でその並びを撮らなかったのかと、当時の自分をネチネチ問い詰めたいです。


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準鉄道記念物のEF55です。
EF55は1936年(昭和11年)に製造された特急牽引用の機関車です。
車体形状は当時流行していた流線型ですが、客車列車の編成全体での走行抵抗を少なくする為に方向転換を必要としない電気機関車の特徴を封じて片方は切妻になりました。
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後にこれが仇となり東海道線から高崎線に移動した際には方向転換が必要な事から運用が不便で1952年には休車、1964年に廃車となり高崎第二機関区で保管されて、1978年に準鉄道記念物に指定されました。

この時は既に復活に向けて車両の状態が調査されてるのですが、そんな事は全く知らないので、翌年車籍が復活して、東海道本線を走行するとは思いもしませんでした。

 

 

高崎機関区にいたのはお昼過ぎくらいまででした。

上越東海道新幹線を乗り継いで名古屋に帰るならもう少しゆっくりと出来るのですけど、この春休み期間中は長野~名古屋間に客車の急行「きそ52号」が運転されていて(注1)
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それに乗る事も計画していて、その為には高崎を13時13分発車する特急あさま13号に乗らなければならないから(注2)
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昼過ぎに高崎機関区を後にして歩くとちょっと遠い、高崎駅に向かってます。

因みに高崎駅の発車時刻を細かく書いてるのは「あさま13号」の指定席券が残ってたからです(笑)
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ホント何でも残してあるなぁ

 

でも、この時は名古屋~東京~大宮~高崎~長野~名古屋と周回してるので、乗車券は名古屋市内→名古屋市内で、経由には東海道本、東北本、高崎、信越本、篠ノ井、中央本と記されてたはずで、中央線は普段通勤で使ってるので、定期券で改札出れば乗車券を残せたはずなのに、残ってないのが、不思議です(笑)


二日間に渡ってお届けした高崎機関区一般公開は以上です。

長々とお付き合いありがとうございました。


次の撮影記は何にしましょうか。

長編は結構準備が大変なので、短編かなぁ。


それでは。

 

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注釈
1: EF64牽引の14系座席車でしたがフィルム使いきって撮ってないので、1984年2月に名古屋駅で撮影した同様の列車で代用。
2: 1985年1月に京浜東北線川口駅で撮影した「あさま」で代用。しかも上野行き(笑)

土曜日 撮影紀行 1985年春の高崎機関区…序章、上野駅

今日はほぼ雲りの天気でしたねぇ。

明日は雨が降るそうです。


そんな天気の話しもそこそこに、今日は先日お知らせしました旅日記…と言う85年の春休み期間中に行われた国鉄高崎機関区の一般公開の様子をお届けしましょうか。


名古屋から高崎までは意外と遠くて、当日は一旦東京まで出て新幹線で高崎まで向かってます。


春休み期間中なので青春18きっぷが使えるのですが、当時は既に社会人で、加えて一緒に行った友人がお金に糸目に付けない人なので、新幹線や特急、急行の指定席を惜しげもなく使っての豪華な夜行日帰り旅行でした(笑)

 

それでは出発しましょうか。

 


高崎機関区に行ったのは85年3月31日の日曜日ですけど、名古屋は前日の「大垣夜行」340Mで出発しました。

春休み期間中なので「大垣夜行」は名古屋からは座れないので、大垣から乗るのが基本なんですけど、当時はまだ週休二日制は浸透してなくて、出発日の土曜日も仕事でしかも夜7時頃まで残業してたので、名古屋からも乗れずに…当時は名古屋発は21時44分でした…最終の新幹線で豊橋まで先行して、豊橋から340Mに乗ったのを覚えています。

因みに友人はしっかり大垣からグリーン車に乗ってました(笑)


大垣夜行は当時も東京到着が4時40分と早過ぎるので、記憶は曖昧ですが、上野駅で撮影した列車からおそらくは時間調整も兼ねて山手線外回りで上野に向かってるのではないでしょうか。

その上野駅で撮影した列車達を貼っていきましょう。

例によってプリントとネガスキャンの混合です。
汚いのがネガスキャンと思って下さいな。

 



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特急「ひたち」です。
「ひたち」は東北、上越新幹線上野駅に乗り入れた85年3月のダイヤ改正で、新幹線とは全く関係ないのにバッサリと廃止された急行「ときわ」を(注1)
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吸収して23往復に大増発されたので、不足した先頭車を九州に求めた為に60Hz車の証である赤スカート車のクハ481が勝田電車区に転入したので、50Hzの常磐線に赤スカート車が走ると話題になりました。

後年勝田車両センターに再配置されたE653系K70編成が国鉄特急色を纏ってましたが、私的には赤スカートのクハ481をイメージしたのではないかな?と思っています。
f:id:okinawa-rail:20210403172912j:imageWikipediaより



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ゆうづる」6号と新特急「草津」1号です。

85年3月ダイヤ改正前までは3往復あった電車「ゆうづる」はダイヤ改正で1往復だけになりました。
隣の新特急「草津」は上野~万座、鹿沢口間の列車です。

上野~万座鹿沢口間はダイヤ改正前までは特急「白根」3往復と急行「草津」1往復が走っていて(注2)
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草津」は東北、上越新幹線が上野に乗り入れた際には、新幹線リレー号が廃止されて余剰になる185系を使用して特急に格上げして「白根」に吸収される事が4年前から約束されてたのですが、新幹線が上野に乗り入れたダイヤ改正を迎え「草津」が約束通り特急に格上げされたら、「白根」の名が消えて「草津」の名が残るまさかの“下克上”が起きました(笑)

 

特急と同じ区間を走る急行が列車名ごと特急に格上げされて特急を吸収したのは「草津」ぐらいです。

 

因みに新特急とは85年3月ダイヤ改正で登場した新形態の特急で、グリーン車以外は全て自由席で、特急料金も通常の特急より100~500円ほど安くて、特急券を購入すれば定期券でも利用可能な特色がありました。

 

余談ですけど、「草津」1号は新前橋まで新特急「谷川」1号に併結されてるのですが、双方共に7両編成なので、14両編成になるので、先頭までの280メートルは歩きたくなかったようで、「谷川」のヘッドマークは撮ってません(笑)

 


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常磐線快速の103系1000番台です。

103系1000番台は常磐線から営団地下鉄(現、東京メトロ)千代田線乗り入れ用として製造されましたが(Wikipediaより)
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抵抗制御車なので、ブレーキ時に発生する熱でトンネル内が暑くなるなどの欠点があったので、回生ブレーキを装備してブレーキ時に熱を発生させない203系に置き換えられて地上に出て来ました。
f:id:okinawa-rail:20210403173610j:imageWikipediaより

写真は勾配がきつい地下鉄線に対応する為に先頭車以外は全て電動車の8M2Tの超強力編成を活かして、運転速度が高い常磐線の快速で新たな活躍を始めたばかりの姿なので、分かりにくいですけど、先頭車だけ常磐線快速色のエメラルドグリーンで、後ろは地下鉄線乗り入れ時代の灰色塗装のままです。

 


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エキスポライナーです。
1985年3月から9月まで茨城県つくば市で「つくば科学万博」が開催されていて、常磐線には観客輸送の「エキスポライナー」が運転されてました。

車両は常磐線の中距離列車で、この科学万博開催に合わせてそれまでのローズピンク一色塗りから(注3)
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白(クリーム10号)に青帯を纏った爽やかな姿になりました。

因みに珍しく型式が書いてありませんけど、これは400番台の交直流近郊型は型式が複雑過ぎて分からないからです(笑)

通風器が円形なので401系?

 

 


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205系です
205系103系に変わる新たな山手線用の車両として1985年1月にデビューしました。

制御方式は201系や203系が採用してるサイリスタチョッパ制御よりも安価で電力回生ブレーキが使える界磁添加励磁制御と呼ばれる新たな制御方式を採用してます。

それがどんな制御方式かを詳しく書くと長くなるのでここでは省略しますが、漢字は便利な物で、「界磁添加励磁」でなんとなく仕組みが分かるのではないでしょうか。

 



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京浜東北線103系です。
103系と言えばこの細長い運転席窓にアクセントでステンレス帯を付けた高運転台車ではないでしょうか。

上野駅では当然山手線の103系も撮れるのですが、何故か撮ってません。

 

 


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またまた205系です。
205系は85年1月に先行量産車として4編成が製造されて、これらは窓が下段上昇、上段下降式でした。

ネガを拡大すると運行番号が先に貼った205系と同じ69なので、どうやら先に貼った205系が山手線を1周する約50分くらい上野駅にいたようです(笑)

 


ネガを見るとこの205系を撮影してから高崎に向かってるようですけど、長くなったので…余計な事書き過ぎだよ…続きはまた明日にでも書きましょうか。


多分(笑)


それでは。

 

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注釈
1: 白根は1983年3月上野駅で撮影、165系は1985年1月川口駅で撮影。「草津」の写真がないので、「草津」と編成が同じ東北線の急行「なすの」で代用。
2: 1983年3月上野駅で撮影。「ときわ」の写真がないので、「ときわ」の間合い運用の普通で代用
3: 1982年8月上野駅で撮影。

金曜日 桜…もう葉桜

今日は薄雲りでしたけど、まずまずの天気でしたねぇ。

 

毎年、桜の季節になると近所の桜並木でお花見散歩するのですけど、今年は土日が天気悪くかったので、まだお花見散歩してないです。

 

なので明日にでも……と思ってたのですが、今日その桜並木を車で通ったらもう葉桜に近い状態になってました。

 

オマケに枝を剪定したのか、去年よりも更に桜のボリュームが少なくなっていたので、完全にお花見散歩する気が失せましたねぇ。

参考までに去年の写真を貼っておきますけど

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これより更に少なくなってます。

 

今年は近所…家から徒歩3分…の公園でのプチ花見だけでした


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スマホで撮ると奥行きが感じられないからか、合成に見えるのは気のせいかしら?

桜だけじゃつまんないので、芝桜とチューリップを貼って締めましょうか
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f:id:okinawa-rail:20210402234940j:imageアプリで入れたカメラのマクロで撮影しましたけど、そこそこイケるかな?

 

オマケです
f:id:okinawa-rail:20210403002259j:image先日もチューリップの写真を貼りましたけど、こちらの方が咲いて並んで、赤白黄色、どの花見ても綺麗なので(注1)、より童謡に近いです。

 

 

それでは。

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注釈

1: 音楽著作権協会から微妙に怒られそう。

水曜日 旅日記…さよなら国鉄のびのびツアー

今日も良い天気でしたが、昨日ほどではないですけど、黄砂で霞んでましたねぇ

車がめっさ汚いです。

 

それはともかく、今日は3月31日で年度末ですね。

年度末と言えば様々な物事が終わりを迎えますが、今から34年前の1987年3月31日は、国鉄こと公共企業体 日本国有鉄道が、1949年に発足してから38年、始まりである工部省鉄道寮が1872年(明治5年)に日本初の鉄道として新橋(旧汐留)~横浜(現在の桜木町)間を開業してから115年に及ぶ国有鉄道の幕を下ろした日です。

ややこしい事を書いてますけど要は国鉄最後の日です。


その最後の日に送別の意味を込めて「さよなら国鉄のびのびツアー」と称して、青春18きっぷを使って名古屋~塩尻甲府~富士~名古屋の一筆書きルートで乗り鉄…当時そんな言葉ありませんが…してるので、今日は久しぶりの旅日記として、その様子をお届けしましょう。

 

まずはこちら
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当日の行程表です。

ワープロ購入前なのでレポート用紙にシャーペンで手書きです。


それはともかく、なんでも残しておくものですねぇ(笑)、当日は最初っから身延線を乗りに行ったと思ってのですけど、行程表を見ると、飯田線も検討してたようです。

 

身延線飯田線、どちらにするかは中央線の車内で決めようとしてたのかな?

 


名古屋駅です。
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この日は乗車した列車は撮影しようと決めてたので、最寄りの国鉄駅、大曽根から名古屋まで乗った117系です。


乗車した列車ではありませんが、211系0番台です。
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3月31日なのでまだJRではありませんが、既によろしくJR東海ヘッドマークが掲出されてました。

 

実はこの2枚は本来なら撮る事がなかった写真ですが、その訳は後ほど説明しましょう。


さぁ出発です。

 

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塩尻まで乗車した「しなの」1号です(笑)


ちょっと画面をスクロールして[さよなら国鉄のびのびツアーと称して]の辺りまで戻ってほしいのですけど、そこには何て書いてありますか?


そうです、青春18きっぷを使ってと書いてありますね。

 

青春18きっぷで特急に乗れるでしょうか?

 

乗れません。

 

にもかかわらず乗車した列車として「しなの」を撮っているのは、当日寝坊して中央線の始発に乗れなかったからです(笑)

当日は中央線の始発列車の中で待ち合わせだった友人と二人で行ったのですが、今と違って携帯電話が無い時代なので友人に連絡する術もないから、ツアーを中止する事も出来ないので、名古屋駅まで行って乗車券と特急券を購入して「しなの」で塩尻まで先回りしました。

そのしなの1号に乗る前に117系と211系0番台を撮ってたので、本来なら撮る事がなかったと書いた理由がお分かり頂けたでしょうか。

 


名古屋を出発した「しなの」1号は連続する急カーブをものともせずに車体を左右に振りながら木曽路を突っ走り、途中駅で友人が乗ってる普通を追い越すのですが、その際にホームで不安な顔してる友人を車内から見付けて、申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたね。

でも、その直後に塩尻で呑気に「しなの」を撮影してるのですから説得力の欠片もありません(笑)

 

因みに私は地元駅の始発列車の都合上中央線の始発には大曽根からしか乗れないので、その大曽根から乗ってくるはずの私が乗って来ないので、友人はこのまま乗り続けるか降りるか判断に迫られたそうです。


友人、今更だけどホントごめん(>_<)

 


そんな友人とも無事に塩尻で合流して向かったのは身延線です。


身延線甲府からなので、中央東線甲府に行く途中の日野春で特急退避の際に乗車した169系を撮影してるのですが、
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ここは背後に八ヶ岳連峰が見えるはずなのに、何で八ヶ岳連峰を入れなかったんでしょうか?


甲府に到着しました。

甲府では乗り換え時間が1時間あったで撮影タイムです。


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中央東線の石油返空列車です。

行き先は川崎塩浜で、中央西線の石油返空列車も行き先が四日市塩浜なので、どちらも塩浜なのが面白いです。

 



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急行富士川です。

身延線の急行には新宿~身延間の「身延」と静岡、三島~甲府間の「富士川」がありましたが、86年11月ダイヤ改正で「身延」は廃止されて「富士川」だけになりました。

その「富士川」は86年11月ダイヤ改正から担当が大垣電車区から静岡運転所に移管されたので、貫通ホロが偶数向きのクハから奇数向きのクハに付け替えられる事に今気が付きました。



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身延線を乗り通す普通列車です。

身延線115系は1981年に投入されましたが、車体色は地域色として甲州ワインをイメージしたワインレッドを纏ってました。

 

甲府にはこの他に三鷹電車区の横須賀色と松本運転所の湘南色115系が来てたので(注1)
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3色の115系が見れましたが、身延線のホームは中央東線からやや離れた場所にあったので、それらが一同に介したかは不明ですね。

 

ところで「あずさ」がありません。

甲府に1時間いたらあずさが1本くらいは来るはずなのにネガ見ても写ってません。

 

何で撮ってないのでしょう?


甲府発が13時11分なので身延線の車内で昼食でしたけど、食前酒と称してワンカップ甲州ワイン飲んでたら友人が呆れてました(笑)f:id:okinawa-rail:20210331222049j:image
全世界初公開の私ですが、全てを晒す訳にはいかないので、目線を入れさせて頂きました(笑)


昼食は当然駅弁ですけど、今ならインスタ(注2)にUpするからと駅弁を撮るのですけど、当時はそんなものありませんし、これから食べる物を撮るなんて考えは微塵も無いので、駅弁の写真は撮ってありません。

 

何食べてたんでしょうか?

 

当時の時刻表を見ると甲府駅には「甲州焼肉弁当」600円也があるので、これかなぁ?

 


甲府から富士まで普通列車で2時間40分かかるのですけど、この間の記憶は全くありません(笑)

車窓からは富士川の渓流とか富士山などが見えてるはずなんですけど、それらはネガを全く撮影してないのですよ(笑)

 

朝早かったから寝落ちしてのかなぁ。

 


富士で東海道本線に乗り換えて名古屋へ向かうのですけど、乗り換えも全く覚え無いので、冒頭に貼った行程表を見ると乗り換え時間は僅か5分でした。


そりゃ覚えてないわ(笑)


そんな慌ただしい乗り換えをしたからか、乗った列車を全て撮るってのを浜松で友人に「この列車撮った?」言われるまですっかり忘れてました(笑)

 

友人、ありがとう!


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その浜松で撮影した大垣行きです。

この列車は沼津発なので、当時は途中1回の乗り換えで、東京から大垣まで普通で行けた事になりますね。

あと、編成番号がS2なので車両は静岡運転所の113系なんですけど、翌日はダイヤ改正せず前年11月ダイヤ改正のダイヤを踏襲するので、JRになっても静岡運転所の113系が大垣まで来てたんですね。


陽もすっかり暮れて夜の帳が降りた名古屋駅に到着です。


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さよなら国鉄のびのびツアー、最後に乗ったのは中央線の103系でした。
この列車、普段から帰宅するのに乗ってる列車なので、日常に戻ったからか国鉄最後の列車って感じは全くなかったです。

 

 

朝寝坊して予定の中央線始発列車に乗れず一人特急と言う飛び道具で追いかける波乱に満ちた送別ツアーでしたけど、実に楽しかったですねぇ。


実は当初は3月31日(夜行列車は4月1日に最初に降りるまで)限定で新幹線や特急、急行も使えて国鉄全線が乗り放題の「国鉄謝恩フリー切符」…そんな名称だったかと…を使って一日で名古屋まで戻ってこれる限界まで行こうとしてたんですけど、販売数が限定されてる切符は入手出来なかったので、青春18きっぷによる「さよなら国鉄のびのびツアー」になったのですよ。

でも結果的はこちらの方が正解で、全国の特急、急行は大変な混雑だったらしくて、とてもじゃないけど、送別の感慨に浸る雰囲気ではなかったと、謝恩フリー切符を使って山形まで行った先輩が言ってましたねぇ。

 

てか、よくフリー切符入手したな(笑)


因みに、後の臨時大垣夜行になる9345Mはこの時初めて運転されたそうです。f:id:okinawa-rail:20210331234615j:plain注3


翌日からは新会社に移行するのですが、車両にJRマークが貼ってあるだけで、他は急に何かが変わるはずもないので、普段と同じ姿にちょっと拍子抜けしましたねぇ。
f:id:okinawa-rail:20210331222610j:image88年 高蔵寺定光寺

 


長々と書いた「さよなら国鉄のびのびツアー」最後までお付き合い頂きありがとうございました。


次の旅日記と言うか撮影日記は時を遡って85年の春休みに行われた高崎機関区の一般公開を予定しております。


近日公開予定ですので、期待しないでお待ち下さいませ。


さぁ予告したから記事考えないと。

って、そこからかよ(笑)


それでは。

 

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注釈

1: 何故か甲府駅で撮ってないので、三鷹電車区横須賀色の115系は90年7月に松本駅で。松本運転所湘南色115系は86年7月に横川~軽井沢間で撮影したので代用。

2: インスタグラムやってます。宜しければユーザーの方はsigure2019で検索して下さいませ。鉄道写真がメインですけどね。       ユーザー以外の方は……なんとかたどり着いて。閲覧方法あったんですけど、忘れました。

3: 友人が撮影した写真を引用させて頂きました。

月曜日 天地創造デザイン部…ヒゲ爺じゃん!

天地創造デザイン部 案件12(最終話)

ヒゲ爺じゃん!

っていきなり何の事やら…ホントだよ…ですけど、神様の声って、ダーウィンが来たのヒゲ爺の中の人、滝田直樹さんだったんですね。


ってまだ何の事やらですけど、これアニメ天地創造デザイン部の事です。


これまで全く感想書いてなくて、初めての感想が最終話ってのもどーかと思うけど、この作品は初回から見てまして、これまでに何度か声だけですけど神様は登場してますが、一言二言喋るだけだったので、中の人の声はスルー気味でしたが、今回ガッツリと喋ってて、その口調がNHKダーウィンが来た!のヒゲ爺と同じだったので、冒頭に書いたようにヒゲ爺と気が付きいたのですよ。

と同時にこの作品、何処かダーウィンが来た!を連想するので、このキャスティングは狙ったなとニヤニヤしてしましたねぇ。


さて、最終話で初めての感想なので作品の総括になりますけど、この作品、十分に楽しめました。


原作は知りませけど、昨年末からテレビ愛知が繰り返し番宣入れて猛プッシュしてるのでお試しで見てみたのですけど、初回こそは微妙でしたが、何処か惹かれるモノがあって、私が惹かれるモノに外れ無しの格言…どんな格言だ?…通り、回を追う事に面白くなっていき、全話視聴して、Blu-rayデスクにダビングする際に作品中の「本当にいる生き物図鑑」を抜き出して一つに纏める凝った事までしてるのですから、ド填まりしたと言っても過言ではないでしょう(笑)


この作品、神様が地球上の生物を創るのを下請けに丸投げしたってのが奇抜ですけど、内容的には色々と理にかなうところがあって文化庁…つまり国です…ともコラボしてるのが凄いですよねぇ。

他にもあちこちの水族館とか動物園ともコラボしてるみたいなので、意外な盛り上がりを見せてます。

NHKダーウィンが来た!ともコラボしたら面白かったのになぁ。

って、ヒゲ爺の中の人が出てるので、既にコラボしてるのかな?


今回で一先ずは最終回ですけど、続編があったら是非とも見たいですね。

その際にはNHKでお願いします。


テレビ愛知じゃ続編は放送されないので(笑)


以上。

日曜日 ムスカリ…たくましいです。

今日の名古屋は1日中雨で、午後には風も強くなってきましたねぇ。

満開を迎えた桜は散ってしまいそうです。

 

それはともかく、暖かくなると路傍の花達も咲き始めて、自宅マンションの植え込みにはムスカリが咲いてました
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こんなところにも小さなのが咲いていてました。
f:id:okinawa-rail:20210328172309j:image植え込みの擁壁と地面アスファルトの隙間から生えてるのですけど、路傍の花の逞しさを感じましたね。

 

 

いっぱい咲いてるので、1本摘んで西洋タンポポ?といっしょに生けてみました
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f:id:okinawa-rail:20210328172556j:image始めはアクセントに柄杓を置いてみましたけど、メインの花より柄杓の方が大きいので、外しました(笑)

 

1枚目と2枚目で比率が違うのは気にしたらダメです。

 

完全に我流の生け花ですけど、バランスを考えながら生けてると時間を忘れますね。

 

次は何生けようかなぁ

 

 

それでは。

土曜日 チューリップ…歌の通りです。

今日の名古屋はほぼ一日薄曇りでしたねぇ。

ここ数日の暖かい日で桜の開花も進んでるので、近所の公園にプチ花見をしてきたのですけど、思ったほど満開にはなってなかったですね。
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f:id:okinawa-rail:20210327185716j:image何か微妙にピントが合ってませんけど、ブルーライトカットフィルム貼ってあるので、画面照度最大にしても屋外ではスマホの画面が暗くてよく見えないんですよねぇ。

 


f:id:okinawa-rail:20210327190118j:image芝桜です。

植え込み全面に咲いてたら綺麗なんですけど、植え込みのほんの一角だけだったりします。

 

そして今日のメインはこちらです。
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歌詞を書くと音楽著作権協会からこらぁ!って言われそうなので書きませんけど、赤に白に黄色…小さなのがありますよ…と、歌の通りですね。

オマケです。
f:id:okinawa-rail:20210327191459j:image昨年の冬から植えっぱな葉牡丹がこんなになってました(笑)

 

1メートルはあるんじゃないかな。

 

ここまで大きいとチョイと不気味です

 

それでは。