破竹の勢いで在来線に新型車を投入して、貨物も含めたJR7社の中で唯一国鉄型をほぼ淘汰したJR東海に8両だけ残った国鉄型211系0番台に乗車してきましたよ。
この0番台は313系に追われてデビュー以来30年余り走り続けてた東海道線の仕業から離れた後は関西線で朝夕のみの仕業で余生を送っていて、前々から乗ってみようと思っていたのですけど、運用が分からない…調べるのが面倒とも言う(笑)…ので中々乗れなかったのですけど、先月末に名古屋駅で夕方16時53分発の桑名行きの運用に就いてるを見て、車両運用がころころ変わる名鉄と違って、次のダイヤ改正までは運用は変わらないので、今日乗りに行って来たのですよ。
計画当初は名古屋から乗ろうと思ったのですけど、名古屋からでは混雑して車内をじっくりと観察出来ないので、桑名からの折り返し列車に乗ろうと思って近鉄で桑名まで行ったのですけど、これが大正解で、乗車したのは最後部のクモハ211でしたけど、発車間際まで乗客がいなかったので、まるで特別な許可を受けて神領車両区で撮影したような写真がとれました。
乗客がいたら車内の様子なんて撮れませんからね。
ところでこの病院の待合室の椅子みたいなボックスシート、東海道線を快速で走ってた時には座り心地が良いなぁと思ってたんですけど、今日座ってみたら直角過ぎて腰にきました(>_<)
まだ313系のボックスシートの方が座り心地が良いですよ。
このボックスシート仕様の313系は飯田線で運用されてますけど、大垣車両区所属なので大垣への出入庫を兼ねて東海道線の快速で運用される事もあります(画像は普通運用ですけど)
東海道線でボックスシートの快速は211系0番台以来なので、次の乗り鉄はこれにしようかな。
因みにボックスシートの座り心地の良さでは、腰部に適度な傾斜がある国鉄型ボックスシートの右に出るシートは無いです。
それにしても久しぶりに乗り鉄しましたねぇ。近鉄にも久しぶりに乗ったけど、準急でも結構飛ばすんですね。以前はもっとチンタラ走ってた印象があるので、驚きました。
桑名では時間があったので、桑名駅の先にある1435ミリ(近鉄名古屋線)、1067ミリ(JR関西線) 、762ミリ(三岐鉄道北勢線)の3種の軌間を一度に渡る踏み切りも渡って来ました。写真も撮ろうと思ったけど雨が結構降ってたので止めましたけどね。
晴れた時にもっ回行こ。
さて、今日乗車した211系0番台ですけど、デビュー当時はJR東海が運営する事になる東海道新幹線を意識したのか、帯の色は青と白だったんですよね。
ですがJR発足後に製造された弁当箱クーラー(命名、私)を搭載したJR東海オリジナルの211系5000番台の帯は青白ではなくて湘南色になったので、0番台も5000番台に合わせて湘南色に変更されてしまいました。
0番台が青白帯だったのはデビューから1年ほどでその期間の短さから鉄の記憶からも消えてしまったので、青白帯は忘れられた国鉄色だったりします。
余談ですけど、その忘れられた国鉄色は愛知環状鉄道で復活してたりします。2000系のロングシート車がそうで、帯の幅は狭いですけど青白帯は紛れもなく211系0番台が纏ってた帯ですよ。
本来ならその2000系画像を貼りたいけど、手元には無いので貼れません、ご了承くださいませ。
気になる方はwikiってくださいな。
さぁて次の乗り鉄は何処に行こうかなぁ、先に書いたボックスシートの東海道線快速かな。
それでは。