今日も快晴の良い天気で、真っ青な空に白い飛行機雲がとても綺麗でした。
[今日の写真]は、そんな快晴とは真逆の今にも雨が降りだしそうな空の下で撮影した中央線の急行アルプス号です。
この写真を撮影したのは1986年10月10日で、この日は翌月のダイヤ改正で急行アルプス号が廃止になるので、送別列車として さよならアルプス号が運転されました。
私はさよなら列車ってのはあまり好きじゃないので、このような列車は基本的に撮りには行かないのですが、急行アルプス号は大好きな165系の代表的な列車なので、珍しく撮影に行ってるのですよ。
撮影場所に選んだのは、中央東線の鳥沢駅近くにある新桂川橋梁です。
Wikipediaより
鉄道ダイヤ情報誌のガイドでは、東京駅から根府川まで行く程度の気軽さ…なんて書いてありましたけど、どうしてどうして案外遠くて、東京駅から中央快速で立川…高尾だったかな?…まで行き、そこで中央線の中距離列車に乗り換えたので、気軽くないじゃんって思いましたねぇ。
鳥沢駅に着いてから撮影場所を探して中央線では新桂川橋梁で一気に渡る谷の底までおりて、桂川を渡り対岸の河岸段丘のつづら折れの道をえっちらと登って橋梁が見渡せる場所に陣取って、さよならアルプス号の撮影に挑みました。
しかし、そうやって撮影した時に限って成果は散々で、殆どぶっつけ本番状態だったので列車が小さくなり、先頭車が架線柱にかかる「お面1本」でした(笑)
なので写真は残って無いし、ネガも現在では行方不明になってます。
あまり良い成果では無いってのは現像するまでもなく分かってたので、せっかく名古屋を夜行の銀河82号…14系座席車です…で出発してここまで来たのに成果が無いのも悔しいので、せめて定期のアルプス4号だけはと思って撮影したのが冒頭の写真ですけど、この写真、本来やってはいけない線路敷きに入って撮影してます。
架線柱の内側の犬走りの上にしゃがんで撮影した記憶があります。
画像拡大すると運転士さんが危ないなぁって顔でこっち見てますよ。(汗)
勿論今はそんな事してません。
で、翌日には中央線にお召し列車が運転されるので、東京で1泊してお召し列車の撮影に挑みました。
お召し列車の写真は昨日UPしたので、今日は阿佐ヶ谷駅で撮影した写真を幾つか貼っておきましょう。
アルプス3号です。
松本寄りにクハが2両連続して連結されてるのが急行アルプス の特徴でした。
お召し列車通過後なので、撮り鉄…当時そんな言葉ないけど…は潮が引くようにいなくなりました。ホーム先端に落ちてる傘が混乱ぶりを物語ってます。
中央線の中距離列車です。
中央線の中距離列車は立川、高尾発ですが、数は少ないけど新宿発もありました。
同じ中距離列車でも東京口や上野口みたいに15両編成にはならず、6両編成と短いのが特徴でした。
アルプス5号の回送です。
アルプス5号は甲府から身延線に入る みのぶ を併結していて、みのぶ は甲府でスイッチバックして身延線に入るので、通常は松本寄りに連結される付属編成が新宿寄りに連結されてます。
多彩な編成が見られたのもアルプスの特徴の一つです。
臨時の急行です。
松本運転所の165系にしては珍しくクモハ+モハ+クハの3両編成×3本の9両編成です。
この場所でお召し列車を撮りたかったなぁ。
前日のさよならアルプス号もそうですけど、肝心の列車は上手く撮影できず、ついでにと撮影した列車はそこそこ撮れるんですよね。
これは今でも変わりません。
ま、人生そんな物ですよね。
それでは。