気ままに、思いつくままに。

視聴したアニメの感想を気ままに書き綴ってるアニメブログでしたが、最近は鉄道や夕焼けの話題ばかりです。

土曜日 1987年GW旅日記…北海道の特急列車

今日は朝から曇りで夕方は雨が降り出しました。

そんな前置きもそこそこに昨日の続きのにいきましょうか。


北海道の特急は札幌中心に整備されていて、全ての特急が札幌駅に発着するので、時間帯を選べば全ての特急が効率良く撮影できました。


旭川から乗車したライラックです。f:id:okinawa-rail:20200509210759j:plain
ライラックは室蘭~旭川間の電車特急で、車両は北海道専用に開発された781系です。



特急北斗です。f:id:okinawa-rail:20200509211420j:plain
北斗は函館~札幌間の特急で北海道を代表する特急です。
車両は北海道専用に開発された183系で、500馬力のエンジンを搭載したパワフルな車両です。

塗装はクリームと赤の「こだま色」からニューカラーに変わってますけど、このカラーは86年11月改正でデビューした183系500番台からなので、歴とした「国鉄色」で、運転席の下にはJNRのエンブレムも付いたままなので、国鉄を保っていると言っても過言ではありません。

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上の列車の後追いで、最後部1両だけこだま色でした。



別の北斗です。f:id:okinawa-rail:20200509215434j:plain
北斗は通常7両編成ですがGW期間中なので9両編成になっていて、車両を総動員したのか、後ろから2両目にはキハ184を先頭車化したキハ183-100番台が組み込まれてました。


特急おおぞらです。f:id:okinawa-rail:20200509215904j:plainf:id:okinawa-rail:20200509215931j:plain
おおぞらは函館~釧路間の特急でしたが、86年11月改正で札幌~釧路間に短縮されました。

車両は183系のエンジンを550馬力にパワーアップして最高速度も120km/hに引き上げた183系500番台で、先頭車は貫通式、グリーン車はハイデッカー車になりました。



特急おおとりです。f:id:okinawa-rail:20200509211654j:plain
おおとりは函館~網走間を8時間かけて走破する特急で、走行区間的には先の北斗と、札幌~網走間の特急オホーツクと被るので、翌年の3月改正で札幌で系統分割されて北斗とオホーツクに吸収されるので、写真の500番台車で運転されたのはほんの1年4ヶ月間だけでした。

この おおとり は1往復だけなので、 おおとり が発着する時間帯に札幌駅にいないと、北海道の全ての特急を撮影する事は出来ません。


特急おおとりと並ぶ特急ホワイトアローです。f:id:okinawa-rail:20200509220019j:plain
ホワイトアローは札幌~旭川間をノンストップ1時間29分で走り、表定速度は92.2km/hのJR最速特急でした。



特急オホーツクです。f:id:okinawa-rail:20200509212158j:plain
オホーツクは札幌~網走間の特急で、デビュー当時は函館を丸無視した異色の特急と言われたそうです。

撮影時は塗装変更の過度期で、この編成は中間2両だけが新塗装になってます。

先頭車はスカート下部の形状から試作車の900番台だと今気が付きました(笑)



アルファコンチネンタルエクスプレスです。f:id:okinawa-rail:20200509212259j:plain
この車両は北海道リゾート列車の第1号でキハ56とキロ27を改造して1985年に登場しました。
札幌滞在中は雨が降ってましたが、夕方には陽が射してきて、アルファコンチネンタルエクスプレスの特徴である黄金色の車体が夕陽に輝いてました。


アルファコンチネンタルエクスプレス撮影後に特急「北斗」で函館へ向かって青函連絡船の深夜便に乗船するのですが、津軽海峡は風速20メートルの風が吹く大荒れで、連絡船は揺れに揺れて、青森に着いた時は船酔いでヘロヘロでした(笑)

なので青森駅ホームのベンチで1時間くらい横になってたので特急白鳥には乗れず、ライラックの車内で車掌に笑われながら特急料金を計算して考えた白鳥~白山~しなのを乗り継ぎ名古屋まで帰るルートではなくて、往路と同じ東北経由で帰える尻すぼみな感じになってしまいました。


でも、今思うと楽しい旅でしたねぇ。


都合3日に及ぶ旅日記を書いてたら何処かに旅行に行きたくなりますが、今やすっかり出不精になってるので無理ですねぇ。

て言うか、コロナが収まらないと外出もままなりません。


何時収まるのやら。


ねぇ。


それでは。