魔女の旅々 第3話
東の国の人は奴隷対象か。
毎度お馴染みのいきなり何の事やらですけど、これに関しては後ほど……
今回は短編の2話構成で、前半1話はちょっとホラーでしたねぇ。
何がホラーなのか詳しくはネタばらしになるので書けません…書くのがめんどいとも言う…けど、起承転結の結の部分は視聴者の想像にお任せと言うよりは投げっぱなし感が強かったです(笑)
話しは前後しますけど、イレイナが旅の途中で立ち寄った花畑である人物から託された花を入国検査場で没収されるのですが、何の検疫も受けずに持ち込もうとすれば没収されるわなと思いましたねぇ。
ま、現実の植物検疫と今回の検疫?とでは根本的な事が違って後の伏線にもなる事なので、比較する事自体が間違ってますけど、ファンタジーの入国検査で植物検疫は始めて見たので、その辺りはリアルだなぁと思いました。
2話構成の後半はイレイナがとある国の村で知り合った魔法使いがその村の村長の息子で…男の魔法使いもいるんだね…その家に招かれるんですけど、その家で働いてる使用人の娘が、村長が仕事で行った東の国で奴隷として買ってきたってのにはちょっと驚きましたねぇ。
驚きはしましたけど、世界観が中世なら奴隷売買も普通に有りかとも思いました。
ただ引っ掛かったのは、冒頭に書いた東の国の人は奴隷対象かって事で、この手のファンタジーで東の国と言えば大概日本、若しくは日本っぽい国を指すので、日本人は奴隷対象かとちょっと気になりましたねぇ。
まぁ確かに中世じゃ日本人は奴隷対象で、豊臣秀吉がバテレンを追放したのも、日本に来たポルトガル宣教師がポルトガルに連れていった日本人が現地で奴隷として売買されてるのが分かったからと言う説も有りますから。
奴隷とまではいかなくても日本人は西洋では差別の対象で、国際的なスポーツ大会で日本人選手が優勝など好成績を取ると日本人に不利になるようにルールが改訂されますから。
表向きには差別は無いなんて言ってますけど、根底には白人至上主義があって、ヨーロッパ大陸の東の端にへばりついてる細長い島に住んでる黄色人種が活躍するが気に入らないんですよ。
あれ!?何でこんな話しになったんだ?
あぁ、そうか東の国出身の娘が奴隷として売られてからだ。
作者は何でこんな話しにしたのか気になりますね。
単に物語りの世界観である中世ヨーロッパで有りそうな事だからか、あるいは人種差別への抗議なのか。
てか、ファンタジーをそこまで深く考えて見る必要は無いでしょうね。
さて、次回はどんな話しでしょうかね。
中世ヨーロッパを物語りの世界観にして奴隷売買があるなら魔女裁判とかも有るんでしょうか?
それでは。