気ままに、思いつくままに。

視聴したアニメの感想を気ままに書き綴ってるアニメブログでしたが、最近は鉄道や夕焼けの話題ばかりです。

木曜日 鉄道の日

今日の名古屋は秋晴れの良い天気でしたけど、最高気温は27.7℃と夏日で、やはり10月らしくない陽気でしたねぇ。

それはともかく、今日10月14日は1872年(明治5年)に新橋~横浜間に日本で始めて鉄道が開通した事を記念した鉄道の日です。

因みに以前は鉄道記念日と呼ばれてましたが、制定したのが鉄道省なので国鉄~JR色が強いとの運輸国省からの意見で1994年に全ての鉄道事業者の記念日として鉄道の日に名称が改められました。

とは言え国鉄世代には鉄道記念日と言った方がしっくりきます。


そんな鉄道記念日…いや、鉄道の日くらいは、はてな鉄道ブログ…そんなカテゴリーがあるのかは置いといて…の末席にいる者としては鉄道ネタを書きましょうか。


最近…でもありませんが古いネガをスキャンしてるとこんなの撮ってたんだと、撮影した覚えが全く無いカットがいっぱい出て来たので、その中から幾つか紹介しましょう。

ネガスキャンなので色が悪いのはご承知おき下さいませ。


撮影年月はネガ袋に記載されてる年月からの推測なので、正確ではない場合もあります。


あと写真はインスタグラムに投稿済なので…ぶっちゃけインスタからの流用です…私のインスタグラムをご覧頂いた方には、再見になりますが、それも合わせご承知おき下さいませ。


それでは始めましょう

まずはこちらからf:id:okinawa-rail:20211014235219j:image撮影:1991年8月
名古屋駅で撮影したモハ113-89なんですが、撮影した事すら覚えてないので、このローアングルはどうやって撮ってるのかが謎です(笑)

ホーム上に伏せて撮るはずないので、カメラをホーム上に置いてレリーズでシャッター切ったんでしょうか?あるいはセルフタイマーで切ったとか?

ところで、モハ113-89は国鉄時代に名古屋工場で冷房改造受けてますが、本来車体中心に設置されるクーラーが、やや後位寄りに偏位して設置されてます。クーラーの中心とドアの中心が合ってないのが、写真から分かるでしょうか?

これは名古屋工場施行車だけの特徴です。

f:id:okinawa-rail:20211014235613j:image撮影:1991年10月20日
名古屋駅7番線に停車中の113系12両編成です。
撮影した1991年当時、中央西線では大垣車両区の113系が朝と夕方に使われるだけで、朝の仕業を終えると神領車両区に回送されるのですが、その際に2編成纏めて回送するので、12両の長編成になりました。

f:id:okinawa-rail:20211014235713j:imageところで先頭車はネガスキャンした際にはシールドビームに小型の通風器を付けてるので、てっきりクハ111-2100番台だと思ってましたが、よく見ると側面まで周り込んだ前面窓の直ぐ後ろに乗務員室扉があるので、初期タイプだと気が付きました。
加えてジャンパ線がKE76が2本だけで、ジャンパ線受けも2個だけなので、このタイプのクハはクハ111-1017~1025までの9両だけのレア車で、大垣車両区には1両だけ存在した1020だと分かりました。
そんな希少車を撮ってのに何で写真を処分してしまったんだと、ネガスキャンしていて猛烈に後悔しています。
てか、自分に説教してやりたいです。

 

f:id:okinawa-rail:20211014235958j:image名古屋駅で連結中の113系2000番台です。
撮影した時の記憶がないのですが、先の113系12両編成より後のコマに写ってるので、別の113系です。
113系は自動解結装置を装備してないので、連結作業員はホーム上に1人、線路上に2人の3名が必要でした。
この方々の連携したきびきびした連結作業を見てると、鉄道員って格好良いって思うのは子供の頃と変わらなかったです。

ところで、113系115系等の近郊型の初期タイプのクハは、側面まで周りこんだ前面窓の直ぐ後ろに乗務員室扉がありますが、1973年から冷房付きで製造されたタイプは、運転席の作業環境改善で、運転士側の奥行きが広くなって、前面窓と乗務員室扉の間に小窓が設けられたので、左右非対称になりました。
f:id:okinawa-rail:20211015000121j:imageこの事は実際に左右を見比べないと分からないので、このカットはクハ111の左右非対称が良く分かるカットで、そう考えると本来意図したのは連結作業をする鉄道員を捉えたのですが、それとは別の意図もあるなと思えてきました。


f:id:okinawa-rail:20211015000159j:image撮影:1990年1月
名古屋駅に停車中の直流急行型です。
先頭の急行表示を掲出してるクハ165のタイフォンにはお椀型のカバーが付けられいて、続く電動車のドアが狭くて、4位側車端部には、トイレを撤去して設けた専務車掌室の長方形の小窓があるので、この列車はJR西日本宮原電車区の165、167系を使用してる急行「ちくま82号、くろよん」だと分かります。
ただ、隣のホームに485系が停車してるので、停車ホームは10番線ではなくて、3番線だったりします。
中央線からの大阪行きが、中央下り本線と東海道線下り本線を横断して3番線に入線してたのは驚きましたね。


湘南色ばかりでは彩りに欠けるので、特急列車も貼りましょう


f:id:okinawa-rail:20211015000252j:image撮影:1988年8月?
長野駅に停車中のJR東日本489系「あさま」です。
JR移行に際して特急「白山」はJR西日本が担当する事になったので、「白山」と共通運用だった特急「そよかぜ」3往復と「あさま」1往復は、JR移行を前提とした1986年11月ダイヤ改正で運用が分離されて長野運転所に移管され、それらを担当する車両として489系9両編成3本27両が金沢運転所から長野運転所に移動になりました。
交直流車ですが、交流区間への乗り入れ運用は無いので、運転台の交直切り替えスイッチには、交流側に切り替えられないように太いピンが打ち込まれて、直流車として使用されました。
EF63のサポートを受けて碓氷峠を通過してましたが、1997年10月1日の北陸新幹線長野暫定開業時に全車引退しています。

 

最後はこちらのカットで締めましょう
f:id:okinawa-rail:20211015001223j:imageホームの時計から特急「しらさぎ」7号が発車する直前のようですが、何かに影響されたのか、車両を背景にして駅員さんをメインに撮影してます。
出発信号器が進行を現示すると点灯する、出発反応器を“出発反応点灯”と指差喚呼してるのでしょうか。
f:id:okinawa-rail:20211015000543j:imageこれはドアランプが消えてるので、戸締め確認!ですね。
撮影は1990年8月で、駅員さんのきびきびした動作を見てると格好良いし、写真の良い題材にもなりますが、個人情報が過保護になってる今では、駅員さんに断りなしと言うか、鉄道会社に撮影許可申請しないと撮影出来なくなってますね。

鉄道の日特別企画、こんなの撮ってたんだシリーズ…そんなシリーズだったの?…最後までお付き合いありがとうございました。

このシリーズは今後も不定期に書くかもしれないので、期待せずにお待ち下さいませ。

てか、瀬戸線ブログの続きは?

ねぇねぇ。

それでは。