気ままに、思いつくままに。

視聴したアニメの感想を気ままに書き綴ってるアニメブログでしたが、最近は鉄道や夕焼けの話題ばかりです。

水曜日 らき☆すた…ここにある彼方

らき☆すた 第22話

涙腺崩壊!
っていきなり何の事やらですけど、テレビ愛知で再放送されてる らき☆すた、昨夜は第22話「ここにある彼方」でした。f:id:okinawa-rail:20211201233026j:image

この「ここにある彼方」は私の中ではこれを越える作品は無い!と感嘆符をつけて断言するくらいの名作だったりします←意見には個人差があります。

「ここにある彼方」は1話丸ごとではなくて第22話のBパートの一部に過ぎないのですが、サブタイトルに付いてるくらいなので、他のパートが霞むくらいの第22話の要になるパートです。


物語は秋の夜に、野原に咲くコスモスを風で揺らしてこなたの亡き母親であり、そうじろうの妻のかなたさんが「あぁここに久しぶりに帰って来た」と言うところから始まります。

かなたさんが見守る中でこなたとそうじろうは他愛ない親子の会話をしてるのですが、ふとこなたが「お母さんはどうしてお父さんの事を選んだの?」とそうじろうに訪ねるのですが、そのカメラワークがまるでこなたがお母さんが見えていて、そうじろうではなくて、かなたさんに訪ねてるみたいなんですよね。

そしてそうじろうはこなたにかなたさんとの馴れ初めをあれこれ話して、最後には「結局俺が一番かなたを愛してたって」言い放つのですが、ここだけ切り取ればこのオッサン何言ってんだかと笑うところですけど、そこに至るまでの演出が秀逸過ぎて、さらに愛してると言うシーンは見えてるはずがないかなたさんに向けて言ってるので、笑うどころか涙腺が溢れそうになるのですよ。

その後はセリフなしでそうじろうとかなたさんの学生時代から結婚、新婚生活、こなたを出産…その頃にはかなたさんは体調が悪かったのでしょう、車椅子に乗るかなたさんをそうじろうが押して海岸を歩くシーンへと続けいてフェードアウトして、こなたとそうじろうが他愛ない会話をしてるシーンに変わるですが、それを見守るかなたさんが、「今自分があの場所にいられないのが、少し悔しい…」と呟くので、そこで涙腺が一気に崩壊するのですよ。

これを書いてる今も涙腺が崩壊しかかっています。


この素晴らしい話を盛り上げるのが音楽担当の神前暁氏がこのここにある彼方の為だけに魂込めて作った曲「かなりのテーマ」です。
曲の長さは5分2秒ですが、その曲にかける意気込みはハヅキルーペがいるような(笑)1700文字を超える細かい文字でビッシリと書かれたBGM解説を読むとひしひしと伝わってきます。
f:id:okinawa-rail:20211201233133j:imageBGM解説書きより
この解説を読みながらこの曲を聴いても涙腺崩壊しますね。

余談ですけど、某家庭教師のCMがCMのBGMに事もあろうか、このかなたのテーマ、それも最も重要な部分を使いやがりまして、暫くはかなたのテーマを聴いてても家庭教師のCMが脳内に浮かんで来るので、トライ…某と暈かした意味ないじゃん…なんて事しやがる!と恨みましたね。

らき☆すたは映像ディスクDVD版をコンプリート…第22話が収録された第11巻は発売日に購入…してますが、f:id:okinawa-rail:20211201233238j:image
ここにある彼方をHD画質で見られると再放送が始まった夏クールからずっ~と楽しみにしていて、昨夜0時からのtakt op. Destinyを見た後で一旦仮眠して、らき☆すたが始まる時間午前1時30分に起きて…起きるのが凄い(笑)…リアルタイム視聴してるので、力の入れ具合が半端ないです。

昨夜は低気圧が通過中で愛知県に竜巻注意情報が発せられてテロップも出ましたが、微妙なタイミングでなんとか回避されましたねぇ。


このブログには珍しい2日続けてのアニメブログで、最近のどのアニメブログよりも長いので、どれだけこのここにある彼方に入れ込んでるのかと、我ながら呆れます(笑)

 

このらき☆すたは基本的にギャグ作品なんですけど、そのギャグの中にこの様なしっとりとした話しがあるは不意打ちを喰らうのでズルいです。
だからでしょうか、原作ではかなたさんが「そうちゃん達ビックリするかな?」といたずら心を出してこなたとそうじろうの後ろから一緒に写真に写るもこなた達には心霊写真だと思われて、お焚きあげされそうになるのをかなたさんが必死に「お焚きあげないでぇ~」と言ってる所で締めるのですが、アニメでは1年生キャラの田村ひよりが教室の中でゆたかとみなみの百合な妄想で締めたのは、スタッフの照れ隠しなんでしょうかね。


さぁCM消去したのをも1回見ようかなぁ


それでは。