今や地方のローカル私鉄でも見る(聞く)事が難しくなった｢吊掛電車｣。
そんな電車が大都市名古屋のど真ん中､栄に発着する名鉄瀬戸線で見る事が出来ます。
でもそれもあと僅かとなりました。
今朝の中日新聞によると､現在2編成だけど今月下旬には1編成になり､春には完全引退との事。
吊掛電車は騒音は大きいわ…自宅から500メートル程の所を走ってるけど､よく聞こえる…電気ブレーキを持たないので高速域から機械ブレーキを使用するために､飛散する鉄粉で沿線の民家や車は赤茶けるわ､台車のギアボックスから垂れた油が枕木に染み込み､それにブレーキで発生した火花が引火してボヤが起きるわで碌な事ないけど､ファンの立場になるとあの｢んごぉぉぉぉ｣って重低音が堪らないんですよね。
そんな電車が引退するのはファンとしてはちょっと寂しく感じますねぇ…
ところで今月20日にそんな｢吊掛電車｣6750系のさよなら運転があるんだけと､その参加費用に吹いた。
全線のり放題の一日券が付いて3500円って…これ､岐阜とか豊橋辺りから参加するなら妥当な値段だけど､瀬戸線沿線在住の者にはボッタクリだよなぁ(笑)
さよなら列車は喜多山から瀬戸間を折り返して､車庫のある尾張旭に行くんだけど､始発駅の喜多山って何時も利用してる最寄り駅の隣なんですよ。さらに終着駅の尾張旭も最寄り駅の三つ先で､その気になれば自転車でも20分位で行けてしまう…瀬戸線は駅間が短いんです…
そんな身近なトコを走る列車に3500円は出せませんよ
何か素敵なお土産が付いてるんなら別ですけどね(笑)
