今日は朝から良い天気でしたけど、午後からは雲が多くなりましたねぇ。
それはともかく、先週土曜日のブログhttps://okinawa-rail.hatenablog.jp/entry/2020/10/17/222456で、「大糸線の普通列車で松本駅に到着後は暫し駅撮りをしてたので、その様子は明日にでも書きましょうか」なんて書きながら色々あって書けなかった松本駅での駅撮りの様子なんですけど、今日こそはそれを書きましょうか。
最初に断っておきますが、今日貼るのは殆どがネガからのスキャンなので、色が汚ない事だけはご承知おき下さいまし。
それでは始まり始まりぃ~
急行アルプス3号です
急行アルプス独特のクハが2両連続する付属編成が付いていませんが86年4月東中野
付属編成は岡谷で切り放されて「こまがね」3号として飯田へ向かっています。
パンタ付きのモハ車は屋根の片に通風器が有り、パンタ部分が低屋根で屋根側面に通風口が有るので、3両のみ製造された冷房準備車だと分かります。
165系は製造期間が長いので、製造時期によって細かな違いが有るのでマニア心を擽るんですよねぇ。
ところでこのカット、実はトリミングしてありまして、ネガにはこんな感じで写ってるのですが
同時プリント時のネガの位置によってこんなんだったり
こんなんだっりするのでどちらでプリントされたのかは覚えてませんけど、どっちにしても中途半端なプリントなので、処分したんだと思われます。
因みに、ネガに写ってるのを全てプリントするには機械焼きの同時プリントではなくて、手焼きでノートリミング指定するしかないです。
12両編成の特急「あずさ」です。
86年11月ダイヤ改正で「あずさ」は急行「アルプス」を吸収して12往復から22.5往復に大増発されるのですが、183系の製造は終了してるので、増発に必要な183系は12両編成を9両編成に減車して電動車ユニットを捻出するので(クハはサハ481からの改造)、12両編成の勇姿が見られなくなるので撮影したのですが、秋分を過ぎて太陽高度が下がった14時頃には、早くも足回りにはホーム屋根の影が落ちてしまいました。
余談ですけど86年11月ダイヤ改正前の「あずさ」は12両編成7本、9両編成6本がありましたけど、12両編成から電動車ユニット7本を捻出しても改正後に必要な9両編成19本には及ばないので、不足分は幕張電車区から183系1000番台の電動車ユニット2本を転属させて、更には189系の電動車ユニット9本に求めたのですが、その中には183系1000番台から189系に改造されたのが含まれてるのが興味深いです。
「あずさ」の並びです。
そこそこ良いカットなのに写真が残ってないのが謎です。
多分ホーム側の183系が黒く瞑れたか、向かい側の183系が白く飛んだかで没にしてるんじゃないかな?
先程到着した「アルプス」3号が仕業検査を受けるべく松本運転所に引き上げるので、入れ換えを行ってます。
これもかなりトリミングしてありまして、元はこんなんだったりします(笑)
構内を移動する清掃作業員をあえて入れてみたけど、思ってた画にはならなかったから写真は処分したんだと思いますねぇ。
松本運転所全景です。
2枚目と3枚目は1枚目を拡大して二分割してあります。
松本運転所は松本駅に隣接していて、最も西側の5番線から運転所内を眺める事が出来ました。
165系、169系が3本並んでたので、限界まで拡大してみました。
分かりにくいですけど、左側の165系は急行「天竜」用の編成で、前から2両目にはモハ164から改造されたサハ165-100番台が連結されてます。
留置線に留置中の車両を望遠で撮ったカットがありました。
アルプスの基本編成ですけど、この日は仕業が無いようです。
列車番号404Mは南小谷発新宿行きのアルプス4号の列車番号なので、いつから表示したままなのやら(笑)
このカット、元は縦構図ですけど、上下に余分な部分が多すぎるので、大胆にトリミングして横構図にしてあります。
クハの並びです。
左側はクハ169、右側はクハ165です。
双方を判別するポイントは、助手席側のジャンパ連結栓の数で、169系はEF63との協調運転機能があるので、二つのKE64ジャンパ栓受けに加えて、EF63からの協調運転指令を受けるKE70ジャンパ栓受けが追加されてるので、その有無で分かります。
因みに169系は編成番号札が白色なのでアルプス基本編成で、普通の種別表示を掲出してるので、この日は基本編成の最初の運用A521で、朝からの交番検査、仕業検査、中清掃を終えて松本20時06分発の大糸線南小谷行き349Mまで待機してると思われます。
隣のクハ165は編成番号札が赤色なので付属編成で、付属編成の最後の運用A557で松本21時15分発辰野行き162Mまで待機中だと思われます。
そんな事が分かるのは手元に当時の松本運転所165系の運用表があるからです。
アルプスのサボです。
行き先と列車名が一緒になってますけど、行き先と列車名は各々別の方が良いですね。
松本駅の東側にある留置線に留置されてる車両達です。
これも良いアングルなのに写真が残ってないんですよね。
これもフレーム一杯で撮影されてるので、おそらく同時プリントの際に165系が半分見切れて115系を適正な明るさでプリントしたので183系が白く飛んでしまったから、処分したんだと思われます。
松本駅で撮影したのは以上ですけど、オマケにこんなの貼っておきます。
1977年頃に撮影した大糸線の旧型国電と
183系0番台の「あずさ」です。
「あずさ」のヘッドマークがイラスト入りではなくて文字だけってのが凄いでしょ(笑)
撮影した時は小学生ですけど、鉄道誌を読んで「勉強」してたので、「あずさ」は183系で「しなの」とは違う車両だと知ってました(笑)
旧型国電は当時は勿論、今でも型式は分かりません。
勉強したんじゃないん?
長々とお付きあいありがとうございました。
次は「さよなら165系急行アルプス」撮影記をお届けする予定なので、お楽しみに?
だからなんで疑問文なん?
それでは。