気ままに、思いつくままに。

視聴したアニメの感想を気ままに書き綴ってるアニメブログでしたが、最近は鉄道や夕焼けの話題ばかりです。

水曜日 過去鉄、1987年ゴールデンウィーク北海道その2…人の褌で相撲を取る

今日も名古屋は朝から良い天気で、絶好の行楽日和なんですが、どこにも行く気にならないので、昨日の続きhttps://okinawa-rail.hatenablog.jp/entry/2023/05/02/230000を始めましょう。

1987年ゴールデンウィーク北海道2日目は前夜函館から乗車した急行「すずらん」で5時59分に札幌に到着した後は、記憶は曖昧ですが駅構内の早朝から営業してる喫茶店か、ホームの立ち食いそばのどちらかで朝食を食べてるはずです。
茶店の方が優雅ですが、なんとなくホームの立ち食いそばっぽいです(笑)

札幌からは7時9分発の網走行きの特急オホーツク1号で旭川へ向かいf:id:okinawa-rail:20230503220003j:image(1984年夏の写真で代用)
旭川からは8分乗り継ぎで急行「礼文」に乗車してます。
f:id:okinawa-rail:20230503220245j:image(鉄道ジャーナル別冊JR北海道より)
急行「礼文」は旭川から宗谷本線経由で稚内を結ぶ列車で、車両は国鉄末期の1986年11月ダイヤ改正で投入されたキハ54-500番台でしたf:id:okinawa-rail:20230503221139j:image(Wikipedia)より
国鉄末期には地域密着型の気動車が続々と製造され、キハ54は1両で走れる両運転台車で、250馬力のエンジンを2基備えてたので勾配線区でもパワフルな走りが可能で、500番台は北海道向けに乗降扉部と客室の間に仕切り扉を設け、客窓は二重窓の酷寒地仕様で、座席は4人掛けのボックスシートですがf:id:okinawa-rail:20230503221242j:image(山と渓谷社 国鉄車両形式集2より)
急行用の527~529は新幹線0系
f:id:okinawa-rail:20230503221311j:imageの廃車発生品の転換クロスシートを装備してましたが、窓配置はボックスシート車のままで、窓から暖気を逃がさない為の面積が狭い二重窓と相まって、一部の座席は窓が無かったですf:id:okinawa-rail:20230503222112j:image(山と渓谷社国鉄車両形式集2より)
前から2列目の座席は窓がありません。

当初の予定では急行「礼文」で稚内まで行くつもりでしたが、途中の音威子府(おといねっぷ)で天北線の1両編成の気動車に心奪われて
f:id:okinawa-rail:20230503231321j:imageイメージです(Wikipediaより)
短い停車時間…5分くらい?…の間に、常に手元にある行程表と時刻表を照らし合わせて天北線経由で稚内まで行ってもその後の行程には支障が無いのが分かったので、天北線に乗り換えました。

ところで、1987年当時名古屋地区では1両編成の列車は走ってなかったので、1両編成の列車が珍しくて天北線に心奪われたのですが、4年後に名古屋市北部外縁を1両編成の気動車が走る城北線爆誕するとは思いませんでした(笑)
f:id:okinawa-rail:20230503231421j:image勝川駅を発車した城北線の1両編成のキハ40系

話し天北線に戻します。

天北線は1両編成ながら車掌さんが乗務していて、一目で私が「乗り鉄」(当時そんな言葉ありませんけど)と分かったんでしょうね、乗車証明書を発行してくれました。f:id:okinawa-rail:20230503231528j:image

天北線f:id:okinawa-rail:20230503231915j:image(日本交通公社 時刻表1986年7月号より)
音威子府からオホーツク海沿岸の浜頓別を経由して宗谷本線の南稚内に繋がる148kmの長大ローカル線でf:id:okinawa-rail:20230503231949j:image(鉄道ジャーナル別冊 JR北海道より)
急行「天北」も走ってましたけどf:id:okinawa-rail:20230503232031j:image(Wikipediaより)
普通列車の乗客は地元の人だけで、運転本数も少ないので座席は暗黙の内に決まってるようで、乗車した5月2日は平日なので下校中の高校生に、「何で俺の席にこいつが座ってるんだ?」って顔で私を見てて、居心地が悪かったです(笑)

そんな天北線ですが、乗車した2年後の89年5月1日廃止されて、バス路線に転換されましたが、そのバス路線の天北宗谷岬線も今年の10月に部分的に廃止、新たな交通体系に移行するようです


天北線稚内に着いた後はいよいよ目的地の宗谷岬です。

名古屋から東海道新幹線ひかり、山手線、東北新幹線やまびこ、東北本線特急はつかり青函連絡船函館本線室蘭本線急行すずらん函館本線特急オホーツク、宗谷本線急行礼文天北線普通列車宗谷バスを乗り継いで1986.2kmを約31時間かけてたどり着いた宗谷岬は正に最果てでした。

f:id:okinawa-rail:20230503233022j:image日本最北端の地の碑
f:id:okinawa-rail:20230503233048j:image日本最北端の記念碑
f:id:okinawa-rail:20230503233110j:imageあけぼの像
しれっと名称書いてますが、ぶっちゃけ何の銅像か36年間分からなかったので稚内観光情報で調べましたので、詳しくはこちらhttps://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/akebonozo.htmlでどうぞ(銅像だけに)
f:id:okinawa-rail:20230503233151j:image宗谷岬灯台
宗谷岬では宗谷岬燈台や最北記念碑などを見て周りましたけど、今はGoogleマップのストリートビュウで見ると結構見る場所があるのですが、当時はそれらが無かったので、帰りのバスまで日本最北の店で暇をつぶしてました。
f:id:okinawa-rail:20230503233233j:imageこの店、リニューアルされて今でもあります。
f:id:okinawa-rail:20230504113215j:image(Wikipediaより)
宗谷岬の施設の写真でWikipediaに載ってるが凄いです。

宗谷岬からバスで稚内に戻って
f:id:okinawa-rail:20230503233314j:image日本最北の駅到達記念入場券を購入して宿泊するホテルに向かってます。


てな所でキリが良いので、続きはまた明日にでも書きますが……

今日は自分で撮影した写真は半分にも満たなくて他は引用ばかりなので、人の褌で相撲を取ってますね。

 

それでわぁ~